ベタの飼育環境

ベタの飼育環境

ホームセンターでアウトレットベタとして袋詰めにされていたベタ2匹を迎えて3ヶ月が過ぎました。もともとヒレにトラブルがあり、ちゃんと育てられるか不安でしたが、SNSやブログを参考に試行錯誤しながら、今の飼い方に落ち着きそうです。

水深は浅めに、レイアウトはシンプルに

水深】水槽は30cmスリム水槽に水を半分くらい入れて使っています。ベタはもともと浅い沼地に生息しているらしく、それに近い環境がいいのかなと思ったのと、泡巣を作るために水面に浮上するので、水深が浅い方が体力を使わずに済むのかなとの考えからです。老齢や病気で弱ったときも肺呼吸しやすいように水深を浅くすると良いみたいです。あとは飛び出し事故防止と地震対策も兼ねています。わが家のベタたちはヒレが重たいハーフムーンなので、あまり飛び跳ねたりはしないのですが、プラカットなど機敏なベタだと水槽から飛び出してしまうこともあるみたいです。室内に水槽を置くにあたっていちばん恐れているのは地震なのですが、揺れが大きいと水槽の水は半分くらい溢れてしまうようです。ならば最初から半分にしておこうということで、こういうスタイルにしてみました。

泡巣を作るベタ

【水量】30cmスリム水槽の半分なので、水量は5-6ℓになります。魚は体長1センチにつき1リットルが必要と言われるので、最低限の水量でしょうか。10ℓくらいあってもいいのかなと思います。ベタはラビリンス器官が発達していて肺呼吸ができる魚なので酸欠に強く、確かにコップでも飼えるし、お店でも1リットルくらいの小さな水槽にいますが、このイメージって罪だな…と思います。水量が少なければ水質の悪化は早く、かといって毎日半分や全ての水を換えるのも、温度や水質をきちんと合わせなければ、ベタにはストレスとなってしまうでしょうし、初心者にはなかなか難しいと思います。

【フィルター】ベタは水流に弱いので、フィルターなしで飼う方が多いと思いますが、私は小さなスポンジフィルターを付けています。その名もベタのフィルターという商品。エアポンプにつなげて、エア量を絞って回しています。濾過力は気休め程度ですが、油膜ができるのが嫌なので付けています。

ADAの侘び草

【水草】ベタは水草が大好きで、よく水草の陰やあいだに挟まってくつろいでいます。その一方でベタのヒレはとても繊細なので、水草に引っ掛けてヒレが避けてしまったりというトラブルもあるようです。アヌビアス・ナナのような葉の硬い水草は避けて、ロタラなどの柔らかい水草が良いみたいです。最初はADAの侘び草かれんを入れていましたが、水中化に失敗して枯れてきてしまったので、今は侘び草エキノMIXを新たに買って、専用ハンガーに載せて水上で育てています。伸びた水草が水面に這うので、ベタの隠れ家にもなっているようです。

水草のうえでくつろぐベタ

【混泳】ベタは闘魚と呼ばれ、闘争心が強い魚なので単独飼育が基本になりますが、混泳が可能な魚もいます。わが家ではオトシンネグロ2匹と同居しています。1匹のベタが尾齧りしてしまったので、関心をそらすためにタンクメイトとして入れてみました。対象を自分のヒレではなくオトシンネグロに向けるというものなので、オトシンネグロが可哀想じゃないかと思うかもしれませんが、圧倒的にオトシンネグロの逃げ足が早いので、突かれたりということはなさそうです。まだ1週間くらいですが、今のところ問題なく同居しています。ベタは単独飼育で餌の食べ残しもないのに、なぜか苔が多いので、苔取りとしてもオトシンネグロが活躍してくれそうです。

ひかりベタとバイブラバイツ

【餌】わが家のベタたちのメインフードはひかりベタアドバンスです。最初はふつうのひかりベタをあげていたのですが、アドバンスの方が消化が良いみたいです。魚は餌をあげすぎることによる弊害の方が大きく、ベタは特に消化器官が弱くて、便秘は命に関わるというので、少ない気もしますが朝5粒あげて終わりです。早く帰宅できて(消灯まで2時間以上あるとき)ちゃんとフンが出ているときだけ、おやつ代わりにバイブラバイツを2、3本砕いてあげています。ベタはモグモグと咀嚼するので、終わってから次の一粒を与えます。この仕草がたまらなく可愛いです。

アンブレラリーフ

【病気】ピンホールや尾齧りといったヒレのトラブルはありますが、まだ病気になったことはありません。尾齧りしてしまったので、そこから尾腐れ病にならないように、予防としてアンブレラリーフを入れてみました。アンブレラリーフを入れると茶褐色に水が色づきます。ブラックウォーターといって、タンニンが溶けだしてこのような色になるそうです。溶けだした成分には殺菌作用があり、擦り傷などから感染症を防ぐ効果があるそうです。また、ベタの好む弱酸性の水質になること、視界が悪くなるのでベタが落ち着いて過ごせるのもメリットのようです。活性炭やソイルを使っていると吸着されてしまい効果がなくなってしまうそうなので注意が必要です。大きな葉なので三分の一にカットして入れてみました。一晩経って、うっすら色付いてきたような。効果のほどはいかに。

今のところ大きなトラブルもなく元気に過ごしている2匹ですが、この調子で長生きしてほしいです。

コメントを残す